目的と手段

どうも!
D3片山です.

世間では5月病なんて言葉がありますが,研究室は今日も活気に溢れています.
(むしろちょっと騒がしいくらい?)

B4のみんなもそろそろ初めのテーマが与えられ,毎日勉強をしたり,先輩に相談していたりという姿が見られます.
もうすっかり馴染んでくれていますね.

さて,そんなB4も含めて私にも多くの後輩ができ,なんと今年から塚本研究室の最上級生になりました.
なのでこれから気が向いた時に,日頃自分なりに心がけていることを残していこうかなと思います.
何かの参考,きっかけになれば嬉しいです.

今回書くのは「目的と手段」です.

「○○(目的)な世界を実現したい」→「□□(手段)で解決できるのでは?」→やってみよう!
というのが研究ですよね.
理系の人間はどうしても”□□”の部分に重きを置きがちで,「どうだ!俺の技術を見ろ!」となってしまっているケースがよく見られます.
たとえどんなに素晴らしい技術が含まれていたとしても,目的を実現するためにそんな大層な装置が必要なの?と思われてしまうかもしれません.
これはもったいないですね..
そうならないためにも,技術だけに目を光らせるのではなく,最終目的をしっかり把握し,それを実現するために本当に今の手段がベストなのか?を始めに考えることが大切です.

しかし,研究というものは長い時間をかけて行うものです.
なので(私の場合は)知らず知らずのうちに目的から軌道が逸れてしまうことがあります.
そこで,しまった..このプロジェクトはもう終わりだ...とならないのが研究の面白いところですね!
手段から目的に遡っても許されてしまうのです.

たまには自分の研究と向きあって目的に沿った最良の手段なのかを考えてみましょう.
もしかしたら思わぬ○○が見つかるかもしれませんね.