M1の岡崎です。
僕はぬくもり募金箱の担当をしています。
今年は東日本大震災や台風による被害など辛い出来事がありました。
被災者の人々を少しでも支援しようとボランティアや募金活動が行われており、
このような活動により人のぬくもりが感じられたと思います。
そこで,実際に人のぬくもりを感じることができれば良いと思い、ぬくもり募金箱を製作しました。
この募金箱の手の部分に手の平をかざしながら募金すると、ハートの部分がほんのりあたたかくなり「ぬくもり」をお返しします。
それではぬくもり募金箱チームのメンバーを紹介します。
M2の磯山,M1の茂刈,B4の坂本,渡辺,土田,鳥居と僕を含めた7人です。
ぬくもり機能の実現には、ペルチェ素子による熱移動を利用しました。
印加する電圧の極性を変えることによって発熱と吸熱(冷却)を切り替えることができるので、
この募金箱ではお金の投入を感知したときのみ内蔵したペルチェ素子を発熱させ、
一定時間後に急速に冷却させるといった制御をしています。
ペルチェ素子やLEDの制御にはArduinoを用いました。
それでは、制作過程をご覧ください!
製作を開始したころの写真です。どうやって手の形を作り出すか、試行錯誤を繰り返しました。
発砲スチロールに生えている、5本の針金にご注目…
こうして手のベースが出来上がりました。白い部分は紙粘土です。
今度は手の表面を製作しているところです。表面はフェルトを切り出して縫い合わせ、中には綿を詰めています。
この2つの材質は触れた時の感触を良くするだけでなく、LEDの光の拡散にも役立っています。
一方こちらは募金箱本体の制作風景。B4の土田君が頑張ってプラスチックのケースを加工しています。
こんな具合に、みんなで協力して募金箱をつくりました。
電源を入れると、手の部分全体がイルミネーションになります。
人のぬくもりをこの募金箱で感じてもらえたらと思います。
ぜひ、神戸ルミナリエ会場に見に来てください!