神戸マラソン 実証実験

D3の菅家です.

昨年に引き続き,2016年11月20日に私と塚本先生が神戸マラソンの実証実験に参加しました.

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今年もアシックス社による実証実験に参加し 今回の私のミッションは準天頂衛星を計測するデバイスを装着し,走っている位置や軌跡を後続のランナーやサーバに配信するという役目でした.
また,塚本先生はスマートウォッチを装着し,私が走ったコース取りや給水ポイントに関する通知を受け取りながら走るという試みを行いました.
http://corp.asics.com/jp/press/article/2016-11-02-1

今回は準天頂衛星のデバイスとスマートホンを入れたポーチを背中に背負って走りました.

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サーバ側ではこのようにランナーの位置が確認できるようになっています.
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肝心のランの方ですが,私は30kmまで快調に走れていたのですが,マラソンは35kmからが本番という通り見事に後半失速していきました.

30km付近にて.まだ笑顔ですがここから徐々に失速しました...
30km付近にて.まだ笑顔ですがここから徐々に失速しました…

 

塚本先生も30km付近から脚の痛みがあり,スピードがなかなか上げられなかったそうです.

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神戸マラソンは35km付近に大きな上り坂があり,ここが難所となっています.私も塚本先生もこの坂に苦しみましたが,何とかここをクリアし,無事完走することができました.
タイムは私が3時間25分,塚本先生は5時間37分でした.
実証実験の方は,無事私の走ったコースが塚本先生のスマートウォッチに配信されていたようです.

GPSのログデータによる今回走った軌跡
GPSのログデータによる今回走った軌跡

今回はランニング中の走行ピッチや歩数なども計測していたので,これらのデータも今後の研究に活かせればと思っています.
また,まだまだスポーツに対するウェアラブルデバイスの利用の期待は多く,今後研究室からさらに魅力を発信していきたいと思います.

OBの奥川くんも走り,福本さんが応援に来てくれました.
OBの奥川くんも走り,福本さんが応援に来てくれました.