M1の下鶴です。
2015年3月9-11日に行われたAH2015(Augmented Human International Conference)に寺田先生、立命館大学の村尾先生、下鶴で参加しました。会場はシンガポールのMarina Bay Sands Expo and Convention Centreで行われました。
シンガポールは日本でいうと年中夏といった感じで高温多湿で暑く、半袖で過ごすのがちょうどいいくらいでした。
街は非常に綺麗で予想以上に都会であったということと中国語、英語、マレー語で看板が表記されているなど国際色豊かな国でした。
発表は、初日に村尾先生がデモ発表を行い2日目に下鶴が登壇発表とStudent Design Competitionを行いました。
口頭発表が2セクション行われた後にデモ発表があったのですが、どの発表のクオリティも高くどれも面白いものばかりだったので、私を含め、皆さん全てのデモを回っているようでした。
2日目は午前中にポスター発表があり、昼食を食べた後、日常の物のリデザインをテーマとしたデモ形式の発表であるStudent Design Competitionが行われました。
Student Design Competitionでは、最初に30秒ほどのプレゼンを壇上で行った後にデモ形式の発表を行うといったもので、私も”Scannable Pocket”という題で出展させて頂きました。
初めての国際会議参加ということでちゃんと英語で伝えられるか不安な面もありましたが、実際の物を見せながらだったので皆さんよく理解していただけたようで安心しました。
Student Design Competitionも無事終了して一息つきたいところでしたが、次のセッションの最初の登壇者が私だったので急いで準備をしました。
口頭発表では、ほとんど準備を行う暇もなかったのですが、自宅や泊まっていたホテルで何度も練習したおかげか緊張もせず発表でき、質疑応答もうまく回答できたので良かったです。
初の国際会議と海外渡航ということで不安と期待でいっぱいでしたが、実際に参加してみて、どの方も非常に友好的でThat’s cool!だとかThat’s interesting!だとかすごく興味を持ってきいて頂いたり、プレゼンを行う際にも相手に興味をもってもらえるような工夫をされていたりと国籍が違うことなど関係なく皆さん研究を楽しんでやっているんだなとを実感しました。
また海外に友達ができたり、発表の質疑応答でも文化によって考え方が違ったりと国際会議ならではと思うようなことを経験させていただけたのも非常に嬉しかったです。
次に国際会議に参加した時には、相手を楽しませられるようなユーモアのあるプレゼンができるようになることが目標です!
以上で、AH2015の参加報告とさせて頂きます。
デモ発表
・Kazuya Murao
Wearable Text Input Interface using Touch Typing Skills
発表論文
・Kota Shimozuru, Tsutomu Terada and Masahiko Tsukamoto
A Lifelog System that Recognizes the Objects in a Pocket
Student Design Competition
・Kota Shimozuru
Scannable Pocket