塚本寺田研究室ブログをご覧の皆様、はじめまして。B4の長尾と申します。
毎年恒例、研究室に新たに配属された学生が成果発表を行うイベント「B4コンテスト」が6月22日に開催されました!
4月に配属されてから約2ヶ月という短い期間の中で、テーマのアイデア出しから研究成果の発表までを行いました。
今年は、新配属のM1が1名、B4が12名の計13名による発表が行われました。短い期間にもかかわらずハイレベルで独創的な研究ばかりでした。
今回の「MRI2024 -Minds Revealing Ideas-」というタイトルは、日本語で「心がアイデアを明らかにする」という意味となっております。今年の発表テーマでは自身の実体験や困りごとから連想されたアイデアも多く、まさにタイトルを体現したコンテストとなったと言えるでしょう。
さて、ここで少し発表者であった私の話をば。私は研究テーマ自体は、他のメンバーと比べても平均的な時期に決まっていたため、ある程度は余裕をもって準備をすることができるはずでした。
そう、「はず」だったのです。計画的に準備をしていたはずが、気付けば発表が2週間後に迫っていました。一時は「頑張ったけどできませんでした」と発表するしか無いのではと本気で考えたほどです。
最終的には先輩方の助けもあり、残りの2週間の追い上げでなんとか形にすることができました。チームの先輩には感謝してもしきれません。
発表には、研究室の先輩方や先生方のみならず、多くの外部の来賓の方々にもお越しいただきました。ポスターによる発表と成果物のデモンストレーションを行い、最後に質疑応答の時間を取る形式の発表を行いました。会場では様々な意見やアドバイスをいただくことができ、大変有意義な時間であったと感じています。
また、B4コンテストでは参加者の皆様に発表のスコア付けを行っていただいており、それに応じて様々な発表賞が用意されていました。結果としては、先生方からの評価が最も高かった教員賞が中原くん、ポスターの評価が最も高かったポスター賞が堀部くん、プレゼンテーションの評価が最も高かったプレゼン賞が私長尾、そして全てのスコアの合計点が最も高かった総合優勝も同じく長尾でした。
さらに、ご来賓の皆様からによる様々な外部賞もいただきました。様々な視点から評価していただき、皆良い刺激を得ることができたと思います。ご来賓の皆様、どうもありがとうございました。
今回のコンテストを通して、これから研究を行う上での技術的な面に加えて、準備や研究の進め方など研究を進めていく上で必須となる種々の事柄についても学ぶことができました。今後待ち構えている卒業研究の糧にできればと思います。
また、来年にはまた新たにB4の学生が配属されます。来年には先輩の立場となりますので次は私達が後輩を支えられるよう頑張ります。
-発表一覧-
Mental Fatigue Interventions’ Effectiveness under Physical Fatigue
Fauzi Ahmad
FOLLOW TRAFFIC RULES WITH AI
岩﨑 玲
The Other Choice ~もう一つの選択~
宇都宮叶大
PriviShield:レンズ外部から視界映像をぼかすフィルタ
中原滉希
Stress Dump
中平和希
View Expansion
堀部青夏
Salivate Sound
江住成勝
Inaudibility Visualizer
長井蒼生
Handstand support
森崎勇輝
オート実況システム
田口陽介
IntuiMeet
長尾悠生
Meel Prediction
豊田聡一郎
ランニングにおける真下接地促進デバイス
中村 亮