DICOMO2024

塚本寺田研究室ブログをご覧のみなさん
こんにちは。M1の中山息吹です。

2024年6月26日~28日にかけて、岩手県花巻市の花巻温泉にて開催されたマルチメディア、分散、協調とモバイル(DICOMO2024)シンポジウムに参加してきました。塚本寺田研究室からはM1の大城君、浦久保君、新田君、宮脇君、小笹山君、谷重君に私を加えた計7名でした。谷重君は当日体調を崩してしまい現地参加はできませんでしたが、気持ちはともにありました。
このメンバーに塚本先生、寺田先生と大西先生を加えた計10名で参加しました。


まずは1日目の発表です。
1日目には、新田君、大城君、宮脇君、小笹山君の発表がありました。

塚本寺田研究室の学生はデモを取り入れた発表を行うことで、聴衆の印象に残る発表を心掛けていました。特に大城君と小笹山君はウェアラブルデバイスを身に着けて発表を行うことで、多くの方の記憶に残ったことでしょう。

夜には、ホテルに設けられていた憩いの場にてお酒をたしなみながら他の大学出身の学生と積極的に交流を行っていました。


2日目には、私と谷重君の発表がありました。

私もデモを取り入れた発表を行いました。発表直前にデバイスが一部外れるというアクシデントがありましたが、何とか乗り越えて無事に発表をやり遂げることが出来ました。

また、夜には毎年恒例のナイトテクニカルセッションがありました。
私たちは「生成AIを用いた有名人似顔絵クイズ」というタイトルで発表しました。

大勢の方が参加できるような形式で企画を行いたいと考え、はやりの生成AIを用いたクイズを行い、会場全体で盛り上がることが出来たと思います。

入賞こそは逃しましたが、多くの方と楽しめたので当初の目的は達成できました!


最後に3日目の発表です。

3日目には、浦久保君の発表がありました。

参加メンバー最後の一人ということもあり、メンバー全員で浦久保君の発表を成功させるために奔走し、大きな一体感を感じました。

私を含め学生全員がUWW以外では初めての学会発表だったので緊張もしていましたが、各々が全力を振り絞って発表をしていたと感じています。

花巻という遠い地にて初めてのことが多い学会でしたが、無事全員発表しきることができてよかったです。

最後に行われた表彰式では、大城君が最優秀プレゼンテーション賞を、私が優秀プレゼンテーション賞を、新田君がヤングリサーチャー賞を受賞できました!

M1の学生にして最優秀プレゼンテーション賞を受賞した大城君はすごいと思います。

B4コンテスト直後で慌ただしい時期ではありましたが、発表に対してご指摘いただいた先生方と先輩方のおかげです。

ありがとうございました。

今回のDICOMO2024に参加して得られた出張での対面発表経験や他の学生との交流にて得た刺激を活かして、研究に励んでいきます。

来年も是非後輩たちに私たちが得た貴重な経験をしてもらいたいです。


-発表一覧-

集中力を向上させるための行動伝染現象を利用した欠伸誘発システム
新田隆心(神戸大学)、寺田 努(神戸大学)、塚本昌彦(神戸大学)

偏光知覚を実現するウェアラブルデバイス
大城亨太(神戸大学)、大西鮎美(神戸大学)、寺田 努(神戸大学)、塚本昌彦(神戸大学)

会話相手に好印象を与える視線行動を促すウェアラブルデバイスの設計と実装
小笹山涼(神戸大学)、大西鮎美(神戸大学)、寺田 努(神戸大学)、塚本昌彦(神戸大学)

頭部装着型ディスプレイの情報提示方法や装着自体が有効視野に与える影響の評価
宮脇 輝(神戸大学)、大西鮎美(神戸大学)、寺田 努(神戸大学)、塚本昌彦(神戸大学)

ウェアラブルセンサを用いた胃の活動状態推定手法
中山息吹(神戸大学)、寺田 努(神戸大学)、塚本昌彦(神戸大学)

台本読みの技術向上のための入力音声の自然読み・台本読み判定手法
谷重翔生(神戸大学)、渡辺拓貴(はこだて未来大学)、寺田 努(神戸大学)、塚本昌彦(神戸大学)

周囲の注意や関心に気づくためのARを用いた視線可視化システム
浦久保翔平(神戸大学)、寺田 努(神戸大学)、塚本昌彦(神戸大学)