ACE2015@マレーシア

最近、「掻き入れ時」じゃなくて「書き入れ時」と知った
修士2年の奥川です。

11月16~19日に開催された

ACE2015(12th International Conference on Advances in Computer Entertainment Technology)に

博士2年の菅家さん、土田さん、渡邉さんと寺田先生、立命館大の村尾先生と参加してきました。
ACEはエンタメ系の技術が集まる学会で、どの発表も個性的なものばかりでした。

開催地はマレーシアのイスカンダル。宇宙の彼方にあると思っていましたが、この青い地球上に存在したんですね。
イスカンダル計画の真っただ中の会場周辺には建設途中のビルがたくさん並んでいました。
現地の人も、「今このマンション買っておけば必ずもうかる」と口を揃えて言っていました。ほんまか。

絶賛開発中のイスカンダル
絶賛開発中のイスカンダル

さて、われわれの発表のトップバッターは渡邉さんです。
ライブハウスのような独特の会場のステージに登壇。
さすがドクタ、堂々たるプレゼンです。

プレゼン中の渡邉さん
プレゼン中の渡邉さん

私と菅家さんはポスタにて発表を行いました。
ポスタ発表の会場は屋外のテラスのような場所でしたが、落ち葉が敷き詰められていたり
大きな木が生えていたりとジャングルをイメージしたデザインでかなり独特でした。
私は対外でのポスタ発表は初めてでした。リアクションや意見を直接いただけたので非常に参考になりました。
エンタメ系の学会だったので、”Interesting!!”という感想は率直にうれしかったです。

ボディーランゲージに頼っている私
ボディーランゲージに頼っている私
実機デモが好評だった菅家さんの発表
実機デモが好評だった菅家さんの発表

最終日のパフォーマンスセクションでは、土田さんの発表がありました。
音響、照明の設備が整ったステージに満を持して登場です。

Tsuchida
球体ロボと共演する土田さん。 めっちゃ回ってます

バスの運転手が道を知らず、通常20分弱の道のりが2時間以上かかったり、
学会資料の数が不足してもらえなかったりと何かとハプニングが続きましたが無事発表は終了しました。

私は国際学会に参加するのは今回が初めてで、英語でのプレゼンスキルはもちろん、
鋭い質問や国内学会ではあまり出ないような質疑があったりと非常に多くのことを学びました。
自分の研究が世界に出る、というと大げさですが、いろんな人に見てもらえるのはとてもうれしいことです。
研究のモチベーションアップにもつながりました。得られたことを活かしてシステムを改善していこうと思いました。
以上で学会参加報告とします。
–発表一覧–
・Hiroki Watanabe, Tsutomu Tearada, and Masahiko Tsukamoto
UltraSoundLog: Location/Person-aware Sound Log System for Museum

・Hiroyuki Kanke, Tsutomu Terada, and Masahiko Tsukamoto
A Percussion Learning System Using Rhythm Internalization with Haptic Indications

・Ryo Okugawa, Kazuya Murao, Tsutomu Terada, and Masahiko Tsukamoto
Bicycle Pedaling Training System using Auditory Feedback

・Shuhei Tsuchida, Tsutomu Terada, and Masahiko Tsukamoto
A System for Dancing with Maltiple Robotic Balls