新年明けまして、おめでとうございます。
M1の柳生です。
12月4日、5日にオンラインで開催されたINTERNATIONAL STUDENTS CREATIVE AWARD(ISCA2020)のデジタルコンテンツ部門に参加しました。
ISCAは、国内外の大学や大学院、専門学校の学生を対象にした国際的なクリエイティブアワードであり、本来はグランフロント大阪北館ナレッジキャピタルイベントラボにて開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響でZoomによるオンライン、YouTubeの生配信の開催となりました。
私は、メディアアートやアプリ、スペキュラティブデザイン用いたデジタル表現物を審査するデジタルコンテンツ部門に、研究室のセンシング技術を用いて硬貨の投入に応じて多彩な光を演出する「光る募金箱」を応募しました。
入念に準備した動画コンテンツや企画書が評価され、250件以上の応募作品の中からトップ10にノミネートされ、デジタルコンテンツ部門のファイナルに出場することができ、非常に光栄でした。
ISCA当日は「光る募金箱」についてのプレゼンや質疑応答がありました。多くの人々が注目する中、非常に緊張しましたが、こちらもプレゼンの準備を入念に行った結果、自分のベストを出せたと思います。
他の9つの作品も全ての作品が同世代の学生で作られているものとは思えないほどの完成度、クオリティで、芸術的センスを至る所に感じ、レベルの高さを実感しました。
最終日には各作品の表彰式が行われ、私は入選賞の2つである「ナレッジキャピタル賞」とトロフィーと副賞を頂くことができました。入念な準備と努力が報われて、非常に嬉しく、今後の励みになりました。
普段の学会とは異なるアートやデザインをメインにしたアワードに参加できたことで、新しい視点や価値観を得ることができました。この経験を今後の研究にも生かしていきたいと思います。